Whistle Down The Wind 北米ツアー
特にミュージカル情報を追いかけている訳でないのですが、JCSの作者たちや出演俳優たちのことを調べたり、検索していくと、たまたま出会う「作品」があります。

d0079799_12433914.jpgアンドリュー・ロイド・ウェバー作曲、Jim Steinman作詞による「Whistle Down The Wind」もそのひとつです。
9月9日に、北米ツアーが始まりました。来年までスケジュールが発表になっていますが、これからまだ増える予定、とツアーの公式サイトにありました。Really Useful Groupの公式サイトはこちらです。

私は、実際の舞台は観たことがないし、音楽も知らないのですが、なぜこのツアーが目にとまったかというと、主役が、ERIC KUNZEだからです。
2003年の北米ツアーで、セバスチャン・バックがジーザスを降りたあとにカールと組んでツアーを続行した俳優で、JCSファンの間ではなかなか評価が高い人なんです。でも、最近の活動についてはあまり聞こえて来ていませんでした。そのKUNZEが、ウェバー作品でまたツアーするんだな~。 そうそう、キャストの中にももう一人、GREG STONE という人が、過去にJCSでジーザスを演じた、と経歴に書いてあります(Village Theatre, Issaquah, WA, 1993と判明)。



d0079799_12551233.jpg「Whistle Down The Wind」は、1961年に映画化されているそうです(邦題:汚れなき瞳)。ストーリーは、ルイジアナ州の片田舎に住むスワローという15歳の少女が、納屋に潜む一人の男を見つけるのですが、男が「Jesus Christ」と口走ったために、純粋な子供たちは彼をイエス様と思い込んでかくまい、スワローは彼に恋心を抱くようになる。が、しかし、男は実は逃亡者だった。。。。

この作品の、初演は1996年、ワシントンD.C.でのプレミアでした。演出は、あのハロルド・プリンス。作詞、作曲、演出に大物が揃ってパブリシティも万全で臨んだにも関わらず、酷評されブロードウェイ進出はキャンセル。

その後、1998年にコンセプト・アルバム(Tom Jones, Boy George, Tina Arena, Donny Osmond, the Everly Brothers, Boyzone, Meat Loaf, Bonnie Tylerなど有名どころが勢揃い)を発表。同年、ゲイル・エドワーズの、より陰影の強い演出でウェスト・エンドでロング・ラン・ヒットしました。ゲイルもそうだけど、半分くらいのスタッフは、JCSから流れて来た人たちで構成されていた・・・とウィキに書いてあります。

今回は、BILL KENWRIGHT がプロデュース・演出するそうです。ビルは、かなりの発言権を持っている人で、オリジナリティのある演出を施し、2001年から2004年のUKツアーを成功させました。

ゲイルもビルも私はJCSの演出をしたことで名前を知った人たちです。

今回のツアーの公式サイトで、舞台映像をふんだんに観ることができます。このビデオって、冒頭に Palace Theatreっていう看板が見えるので、もしかして2006年3月~8月までの限定ウェストエンド公演のときのものかな~。

後にBoyzoneが歌って大ヒット曲となった"NO MATTER WHAT"という曲の映像はこちら。


しかし、ブロードウェイ進出が果たせなかった作品で、北米ツアーをやるって、超大物になったウェバーのリベンジか~~^^; 彼のことを知るにつれ、相当な執念の人って感じがします。。。

WDTWでは、グレン・カーターも主役を演じたことがあるんですよね。過去にジーザスを演じた俳優さんが、「Jesus Christ!」って言ったら本気にされちゃうっていうところが、なんか笑えてしまうのですけど。。。ま、JCSがらみということで、ご紹介しました~^0^

Whistle Down The Wind (1998 Original London Cast)



by tomokot2 | 2007-09-10 13:00 | 公演情報 | Trackback | Comments(8)
トラックバックURL : https://jcsfan.exblog.jp/tb/6115343
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented at 2007-09-10 14:00 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by tomokot2 at 2007-09-10 14:08
鍵コメ09-10 14:00 さん

そうらしいですよね。好みもあるようだけど、ファミリー向けって感じがいただけないとか、賛否両論。

でも~、ほら、ウェバーさんって、何故か今になって、「ジョセフ・・・」も再演するし、必ず自分の納得がいく結果・評価を得てみせるぜってムキになってるみたいな感じがしませんか?
ERICとかGLENNが主役をやるなら観てもいいかなって思います^^
私は俳優さんに惹かれて作品を観ることって多いです。。。
Commented by 美丈 at 2007-09-10 20:22 x
そうなんですよねー。
Glennも演じた事があるんです。
でも、私、舞台の内容まで知りませんでした…無知…(ー'`ー;)
両手の包帯が謎だったんですけど、自分はJesus だと名乗ったと云う事で納得。
リベンジが成功しますように!(笑)

Commented by straycat at 2007-09-10 21:23 x
ペルシャ猫さん こんばんは。
「Whistle Down The Wind」ってウェバーの50歳の誕生日を祝ったコンサート「ロイアルアルバート・ホール・セレブレーション」DVDの最後に同名の曲「Whistle Down The Wind」が入っていて、それを聴いた事があります。素朴で清純な感じの曲だな~というのが感想です。でもそれはウェバー大先生自らがピアノ伴奏をしていて、何となくご本人の思い入れのある曲なのかなという印象を持ちました。
なるほど、密かにリベンジ?を狙ってた作品なんですね(笑)
私は作詞がJim Steinmanなのに驚き。Jim Steinmanって、昨年東宝でやったクンツェ氏のミュージカル「ダンス・オブ・ヴァンパイア」の作曲家なのです。彼はこのミュージカルでは作詞もやってたんですね。なんか多彩な人で驚きです。
Commented by tomokot2 at 2007-09-10 21:52
美丈さん

私もグレンの美しい舞台写真を見ましたよ。
英国人のグレンが、米国南部の舞台設定で、逃亡者の役をやるって・・・あの風貌で、あのソフトな声で、ですよね。。。うーむ。どうなんでしょう。。。^^;
私も内容はよく知らないけど、手に包帯してたんですか?男が、納屋で見つかっちゃって、色々伏線があって、イエスだってことになったのかもしれないけど、どんだけ信仰心が厚いってこと?グレンが僕はジーザスって言ったら、そうよねそうよね!って、すっごい納得しそうな軽いノリの私でございます・・・・。
Commented by tomokot2 at 2007-09-10 22:04
straycatさん

へ~。御大自らピアノ?当時ちょうど自国で上演してたころでしょうか。
その辺のタイミングははずさない方だと思われ。。。
Jim Steinmanさんって、ミートローフという息の長いバンドと仕事をしたり、とにかく米国では超有名な方なんだそうですね。ウェバー卿との組み合わせがなんとも不思議なんだけど、ケミストリーは働いたのでしょうか。。。
「リベンジ」は私の想像なんですけど・笑、自分の作品に対する愛情はすっごく強い方だなって思います。誰でも彼にでも好きにされるのは我慢ならないんだ~っていう印象があります。
ウェバー作品があまり好きではない、という方もいるようですが、私も実はJCS以外はほとんど知らないんですよ。エヴィータは四季のを何回か観ましたけど。オペラ座も全編ちゃんと観たことないし^^; あとは~スターライトエクスプレスをBWで観たくらいですかね~。それでいてこんなにJCSマニアになってるんですからね~自分でも不思議な気がします。
Commented at 2007-09-10 23:48 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by tomokot2 at 2007-09-11 00:11
鍵コメ09-10 23:48さん

あ~なるほど~。やっぱそういう感じだったんですね。
追記しておきましょう。
ありがとうございます。
名前
URL
画像認証
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。



<< 納屋に出現したジーザス!? Murray Headの&qu... >>