★お宝シリーズ★初演パンフレット
d0079799_15404411.jpg遂にJCS東京公演初日です。本当は昨日から前夜祭がしたかったんですが、記事を書き終わらせることができませんでした~。
今日からジャポネスク・ジーザスの歴史を、お宝をもとにトピにしていきたいなと思います。私が公演を観にいくのは今月末なのですが、ご覧になられる方は、観劇後、ご感想など、寄せていただけたら嬉しいです。

今回のお宝は、1973年、四季のJCS初演パンフレットです。
当時は、のちに名づけられた”ジャポネスク・バージョン”での上演だったのは、これまでにもご紹介したとおりです。

私のスキャナーはA4サイズまでなんで、プログラムの表紙が全部読み込めませんでした。この表紙の下の部分には『ロック・オペラ イエス・キリスト=スーパースター』と入っています。
写真など、中身については、以下↓からどうぞ~★




d0079799_15421643.jpgこれはパンフの裏表紙です。赤い文字で『サンプラザホール 劇団四季▲日本ゼネラルアーツ 6月19日~7月6日』と書かれています。
いまから丁度、34年前ですね。昭和48年です。私は、何してた頃かな~?

d0079799_1551372.jpg中表紙です。これ、鹿賀丈史の顔ですが、なんかジーザスっていうよりヤマトタケルっぽいかも~^^


d0079799_1645156.jpg稽古風景です。ジーザスとユダ(飯野おさみ)が一緒に写っている写真を何枚か見ましたが、非常に緊張感があり、この二人にはケミストリーが働いているように見えます。
ただ、飯野おさみの声質や声域が、ユダにあっていたかどうかは、音源がないので何ともいえませんが。。。

演出家・浅利慶太氏の『三つの問いに答えて』という文章がインタビュー形式で掲載されています。(一部抜粋します)

―どうしてこの作品に興味をもたれたのですか?

ユダに激しく心を魅かれました。・・(中略)・・偉大な指導者や預言者たちの傍には常に寄り添うように或る人物が登場してくる。人間的で冷静で、理知的であるが故に、魂の中の傷を隠している人間です。この両者は光と影のような相関性をもっています。この影が形づくられるのは、光が輝くためである。そんな関係です。この人物達は、光に対して常に隠された大きな働きを果たしているように思われます。(以下省略)

―上演を思い立たれたのはなぜですか?

劇団四季が20周年を迎えたからです。・・(中略)・・・劇団組織の育成や防衛は、第2世代に任せて、少なくても私は、冒険を主にした仕事をしたい。それにはこの作品は、難曲であるが故に、価値あるものと考えたのです。(以下省略)

―ロック・ジェネレーションではないあなたがこの作品を演出なさっていらっしゃるわけですが、その中でのご感想は。

長い間、ロックやヒッピーを生んだ世代について誤解をしていたようです。彼等には感性的な世界の広がりや情熱はあるが、モラルや哲学がないと思ってきました。・・・(中略)・・・ここには、彼等の世代ならではの強い自己主張があるように思いました。・・・(中略)・・・この作品は現在、ニューヨーク、ロンドンほか、各都市で上演されていますが、同じ時期に東京の幕を開け、彼等のレベルを抜いた仕事をしてみたいという野心もありました。(以下省略)

・・・・・・・・・・・・・・

浅利氏の意気込みが伝わってきます。きっと、この舞台制作に携わった人たちみんなが強い想いを持っていたのでしょう。そしてそれが現在も継続しているから、上演を重ねてこれたのかもしれないですね。

d0079799_16371634.jpg出演者連名★★★鹿賀丈史、飯野おさみ、島田祐子、水島弘、光枝明彦、藤木卓、ピートマックJr、市村正親、もんたよしのり、山本幸男、河野容雄、松本敬通、厚木強、小島たかし、小山歩、ビル・エドワーズ、山口総一郎、木月京子、小林淳子、坂本恵、清水翠、多田和枝、長澄敬子、服部良子、伴和子、真奈洋子、菱谷紘二、青井陽治、岡本隆生、川原崎憲治、竹中好徳、中丸信、新井れいこ、石川陽子、久野秀子、高橋和子、平本晶子

d0079799_16471458.jpg
次回は、私の大好きな舞台美術家・金森馨氏がプログラムの中で語っていることを、彼の作品集の写真とあわせてご紹介したいと思います。
by tomokot2 | 2007-06-09 09:43 | JCSアーカイブス | Trackback | Comments(9)
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Commented at 2007-06-09 11:22 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by tomokot2 at 2007-06-09 14:55
鍵コメ06-09 11:22さん

いつも濃やかなお心遣い、どうもありがとうございます!
すっごいすっごい久しぶりに四季のJCSなんで、楽しみにしています。JCSの音源や映像はたくさん持ってますが、ナマを観るってほんとになかなかできないですから~^^
Commented by JCSエンスー at 2007-06-09 17:41 x
JCSエンスーが観たジャポネスクバージョンのキャスト表を発表します。

       1998年10月  2004年8月   2007年6月
ジーザス :柳瀬大輔     柳瀬大輔     柳瀬大輔
ユダ    :芝 清道     吉原光夫     芝 清道
マリア   :保坂知寿    金 志賢      高木美果 or 木村花代
カヤパ   :佐川守正     高井 治      青木 朗
アンナス  :青木 朗     喜納兼徳     明戸信吾
司祭    :松宮五郎     長 裕二     阿川建一郎
       :川地啓友    増田守人     田辺 容
      :岡本隆生    小林克人     川原信弘
シモン   :喜納兼徳    ジョン・ユホン   神崎翔馬
ペテロ   :原 慎一郎   賀山祐介     飯田洋輔
ピラト    :光枝明彦    村 俊英      村 俊英
ヘロデ  :下村尊則    下村尊則     下村尊則
Commented by JCSエンスー at 2007-06-09 17:41 x
つづいて
JCSエンスーの今回のキャストの期待度です。
ジーザスとユダにキャスティングされた柳瀬大輔と芝 清道はJCSを10年支えているので安心して観ることが出来ます。
柳瀬大輔:ジーザスの無表情な歌舞伎メイクの中に悲しみと怒りが見えます。歌も巧く歌っています。
芝 清道:ユダのジーザスへの想いは痛いほど伝わってきます。気持ちを伝える歌い方は歴代ユダの中でNO.1かも。
マリアは毎回違っているがはずれた事がない。とても歌の巧い女優が選ばれている筈です。
カヤパとアンナスは劇団四季のベテランがキャスティングされとても楽しみ。
シモンは歴代声量のある男優なので今回も期待大。
ピラトの村 俊英はオペラ座の怪人から帰ってきました。ピラトの苦悩を感じることができますよ。
そしてジャポネスクのヘロデ王は下村尊則しかいません。世界バトン選手権3位の技を魅せていただきましょう。
Commented by tomokot2 at 2007-06-10 21:33
JCSエンスーさん

詳細な情報、どうもありがとうございます。
お陰さまで舞台への期待がふくらみつつあります。
ジャポネスクとエルサレムの連続上演という好機に恵まれ、しかも全国公演も期待できますから、こちらのブログでもどんどんとこれまでの情報をアップしていきたいと思います。また色々教えてくださいね!
宜しくお願いします(^0^)/
Commented by がんぼう岩 at 2010-08-20 15:49 x
偶然に38年前の出演者の中に、同郷(北海道)の同級生の名前を見つけました。会社も定年になり精神的に余裕ができましたので、是非上演を見たいと思います。
Commented by 柴わんこ at 2010-08-20 19:06 x
あらまあ、↑ すばらしい!コメントまでありますわん!

 それにしても、ぺ猫様ご紹介のお写真、何か気合入っている意気込みが伝わってきますね~カメラマンの腕だけでなくて、本当に現場が
そうだったんでしょうねえ!
 当時はぜ~んぜん興味がなくて、返す返すも残念ですぅ。
Commented by tomokot2 at 2010-08-22 02:51
がんぼう岩さん

コメントどうもありがとうございます。

>38年前の出演者

まあ!あの当時の出演者さんの中に同級生がいらっしゃったのですね。たまたまその方の名前が検索でひっかかったのでしょうか?
今も俳優さんをやっていらっしゃる方かしら。

当時のJCSとは基本的には変わっていない(演出や衣装やセット)ので、チャンスがありましたら是非ご覧になられてください♪
Commented by tomokot2 at 2010-08-22 02:54
柴わんこさん

なんか、こんな写真掲載していていいのか~?
って我ながら汗が出てきましたけど(苦笑)
当時のキャストによるスタジオレコーディングアルバムは聞いたことありますか?
最新の舞台と比較すると、歌詞も少々かわってるし、なかなか興味深いですよ~。
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