フレディが書いたジーザスとユダ?
いつも温かく私のブログを見守ってくださっている那由他さんが、私の10月9日記事「JCSって何?メモ2」のコメント欄で、クイーンのファーストアルバム、「Queen」に入っているある2曲のタイトルをあげて下さいました。

フレディが書いた「Jesus」と「Liar」です。



私は、この2曲を見たときにピ~ンときちゃいました。もしかして?もしかする?
あ~、クイーンのファーストが、なんで頭に浮かばなかったんだろう!!

d0079799_12345715.jpg「Jesus」の内容は、「群がる人々の中に、その人はいた。彼のもとに人々は押し寄せ、貧者は叫び、病人は助けを求めた。老人は何も言わずに彼を見つめた。人々は救い主、ジーザスに会うためにやって来た。みんなジーザスのところへ行った。・・・すべては3人の賢者が星を追ってベツレヘムに行き、人類のリーダーが誕生したと国中に広めたところから始まった。」と、すっごいかいつまんでいうとそんな歌詞です。

どうしてフレディは、ジーザスについて曲を書いたのでしょう。彼はゾロアスター教の家庭で育ったのですよね。フレディは、キリスト教におけるイエス様については、何か考えがあったのだろうと推測されます。彼は、この曲を書く前にJCSを聴いていた可能性は非常に高いですよね。影響があったとこじつけるつもりはありませんが、フレディのイエス様に対する想いのようなものが伝わってくる曲だと思います。

そして、「Liar」
JCSの「最後の晩餐」シーンで、実はジーザスがユダに向かって叫ぶのです。「Liar! You, Judas」 この、うそつきめ!って。ユダは、裏切るのはあなたの為だ、私はあなたを崇拝していたんだと言っても、ジーザスはとりあわないのです。「行け。奴らが待っている。」とユダを突き放します。(この場面については、実は今日あたり記事にしようと思っていたので、明日にでも解説っぽいのを書きます。)

フレディの「Liar」は、「神様、私は罪を犯しました。私を助けて。あなたの国に入れてくれますか?誰も私を信じてくれません。」という始まりに、Liar!うそつき野郎!というコーラスが追いかけます。

あの・・・どうしても、ユダが神様に向かって話しかけていると思えるのですけど。いかがでしょうか。

そして、歌詞の最後はこうです。

「ひとつ教えてやろう。
みんながおまえを死に追いやる前に
おまえは自分で死ぬことだってできるんだからな。」

これは、ユダの自殺を暗示していませんか?

以下は英語の歌詞です。
実際には、Liarがアルバムの5曲目、Jesusは最後から2番に収録されています。

(皆様の参考に和訳が掲載されているこんなページがありますが、こうやって貼って紹介しても良い・・・のかな。このサイトのことは今日検索して初めて知りましたの、実は。)
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Jesus  音楽はこちら
Words and music by Freddie Mercury

And then I saw Him in the crowd
A lot of people had gathered round Him
The beggars shouted the lepers called Him
The old man said nothing
He just stared about him
All going down to see the Lord Jesus
All going down to see the Lord Jesus
All going down

Then came a man before His feet he fell
Unclean said the leper and rang his bell
Felt the palm of a hand touch his head
Go now go now you're a new man instead
All going down to see the Lord Jesus
All going down to see the Lord Jesus
All going down

It all began with the three wise men
Followed a star took them to Bethlehem
And made it heard throughout the land
Born was a leader of man
All going down to see the Lord Jesus
All going down to see the Lord Jesus
All going down

It all began with the three wise men
Followed a star took them to Bethlehem
And made it heard throughout the land
Born was a leader of man
All going down to see the Lord Jesus
All going down to see the Lord Jesus
All going down

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Liar 音楽はこちら
Words and music by Freddie Mercury

I have sinned dear Father Father I have sinned
Try and help me Father
Won't you let me in? Liar
Nobody believes me Liar
Why don't they leave me alone?
Sire I have stolen stolen many times
Raised my voice in anger
When I know I never should
Liar oh ev'rybody deceives me
Liar why don't you leave me alone

Liar I have sailed the seas
Liar from Mars to Mercury
Liar I have drunk the wine
Liar time after time
Liar you're lying to me
Liar you're lying to me
Father please forgive me
You know you'll never leave me
Please will you direct me in the right way
Liar liar liar liar
Liar that's what they keep calling me
Liar liar liar

Listen are you gonna listen
Mama I'm gonna be your slave
All day long
Mama I'm gonna try behave
All day long
Mama I'm gonna be your slave
All day long
I'm gonna serve you till your dying day
All day long
I'm gonna keep you till your dying day
All day long
I'm gonna kneel down by your side and pray
All day long and pray
All day long and pray
All day long and pray
All day long all day long all day long
All day long all day long all day long

All day long all day long all day long
Liar liar they never ever let you win
Liar liar everything you do is sin
Liar nobody believes you
Liar they bring you down before you begin
Now let me tell you this
Now you know you could be dead before they let you
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

クイーンの名曲「Liar」は、クリスチャンのファンにとっては、ユダのことだとピンとくるものなのでしょうか。ユダとは特定しないまでも、「罪深き者」=「うそつき」というのは、神の目から見て裏切り者のことになるのでしょう。だとしたら、ユダが「うそつき」の代表として、曲のベースにいたとしてもおかしくないし、そんな想像が許されるだろうと感じました。

JCSの「最後の晩餐」シーンは、フレディにインスピレーションを与えたとも考えられる。。。。?

人間はみな、うそつきで、神様を疑って裏切って、でも天国に行きたいと思っている・・・。
「神様」という言葉は、西洋社会においては、日本におけるそれよりもっともっと日常的に使われる言葉です。その裏にあるバックグラウンドについて考えたり、調べたりするのは楽しいですね。
by tomokot2 | 2006-10-12 12:36 | クイーン | Trackback | Comments(12)
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Commented by 那由他 at 2006-10-12 14:29 x
ペルシャ猫さん、皆さん、こんにちは。

9日に、クイーンの曲で、JSCと関連があるような気がしたことを、コメントさせてもらったのですが、ペルシャ猫さんが、さっそくコメントに反応して、広げてくださいました。

ちょっとした思いつきのコメントなのに、深く考察してくださって、ありがとうございました。

「最後の晩餐」のシーンについての記事を、明日に回してもらって、アルバム「Queen」との関連を調べてくださったのですね。

こちらは、もともとJCSのサイトですけど、私自身が、クイーンファンですので、できるだけ、JCSとクイーンと絡み合うようなことを、コメントできたらなぁと思っています。

Commented by 喜楽院 at 2006-10-12 18:55 x
私が中学3年生になったばかりの頃のことです。
当時、クイーンは3rdの「シアー・ハート・アタック」の発売間もない頃で、
私は1stの「戦慄の王女」、2ndの「Ⅱ」とあわせ、いわゆる
“ながら勉強”のオカズとして、この3枚を毎晩、毎晩、聴き込んで
おりました。
これらの音源は、友人のレコードからカセットテープに落としたもので、
歌詞カードなんぞはありません。
(あったとしても訳詞など到底不可能でありましたが。)
したがって何について歌っているのがサッパリわからない状況下で
聴いていたのであります。(今でも状況は似たようなものです。)
真っ白なキャンバス同様の私の音楽感覚に、日々、クイーンの
音楽スタイルが刷りこまれて行く中、そんな3枚のクイーンの
アルバムの中で、ほとんど無宗教の日本人中学生にしてみれば、
突出した宗教色の強いイメージを持った2つの楽曲の存在に
心を奪われました。
およそ、幼い頃から耳にしてきた、日本における歌謡曲・流行歌の
たぐいには、まず存在しない、圧倒的な宗教臭に満ちた楽曲のことで
あります。
(続く)




Commented by 喜楽院 at 2006-10-12 19:02 x
この場合の「宗教」とは無論、キリスト教に置き換えられるもので
あることは言うまでもありませんが、その2つの楽曲とは
「Jesus」と「Dear Friends」、であります。
「Jesus」につきましては1stのアルバムジャケットの色合いの影響か、
“戦乱による都市火災で焼け崩れたガレキの山の中、民衆が神の
救いを得るため、安息の地への移動に力強く歩みだすシーン”の
イメージが中学生の頃からの私の中には強くあります。
ブライアン・メイの、あのギターソロもそのイメージを更に
増幅させてくれますし、更にこの曲は、後の5枚目「華麗なるレース」に
収録されている「サムバディ・トウ・ラブ」という楽曲とも、宗教臭が強い
曲構成という点においてはかなりの共通性の存在を感じさせます。
また、「Dear Friends」に至っては、これまた3rdのアルバム・
ジャケットである、『漆黒のバックに鮮烈な赤文字で記された
アルバムタイトル名のデザイン』からは、深夜の教会の闇の中に
赤々と燃えさかる多数のキャンドル群の炎をバックに合唱・斉唱される
極めて美しいメロディラインの“賛美歌”を連想します。



Commented by 喜楽院 at 2006-10-12 19:05 x
(上より続く)
実際、そのイメージが、本来の曲そのものが持つ意味合いと
合致しているのかどうかはともかく、クイーンの「この2曲」は、
当時の私に相当なインパクトを与えると同時に、クイーンの出身地で
ある英国の人々が、一般の日本人とは恐らく全く異なった宗教観を
備えているであろうことを、容易に想像させてくれました。
言語のまったく違う東洋の果ての国の幼い少年に、これだけ少なくない
イメージを植え付けてくれたクイーンの楽曲が、それでは言葉を
理解できる国の方々に与えるメッセージ色の強さというものが
どれほどのものかは、私の想像の域を脱するものであります。
(終わり)
Commented by ケイ at 2006-10-13 00:33 x
那由他さんも・喜楽院様も本当に凄い!
本当のファンだ・・・筋金いりだ・・・
私はなーんも考えずに聴いていただけです!
「ロジャ・・す・素敵過ぎる」とか・・・思ってただけの・・・う~ん馬鹿でした!

もうランク違いすぎ・・・喜楽院さま・・中学3年だよ!もう脱帽です

戦慄の王女の裏ジャケに・・・なんか違うとか・・顔が少しとか・・・ロジャが黄色いの花口にくわえてる・・きゃ~とか・・・今思うとただのおばかです
Commented by JCSエンスー at 2006-10-13 09:24 x
フレディが書いた「Jesus」と「Liar」についてのJCS映像情報発信しやす。

ペルシャ猫ちゃんがカキコした
>そして、「Liar」JCSの「最後の晩餐」シーンで、実はジーザスがユダに向かって叫ぶのです。「Liar! You, Judas」 この、うそつきめ!って。・・・

このシーンをYOU TUBEで映像を発見! 大変貴重です。
1994年ADツアーでジーザス:テッド・ニーリー、ユダ:カール・アンダーソンでが「最後の晩餐」シーンを演じてます。
この中でジーザス:テッドが“You Liar! You, Judas!”と歌ってます。
至極のシーンですのでご覧あれ。解説はペルシャ猫ちゃんが続きをするみたいなのでお楽しみに。
この映像はJCSエンスーの心にきちゃいました。(映画やビデオではこれ程臨場感たっぷりに感じられなかった。テッドとカールは凄すぎる!)

↓こちらをどうぞ。
The Last Supper- JCS AD Tour 1994  (3分35秒辺り)
http://www.youtube.com/watch?v=OhQXSfiRNUQ

はるちゃんへ
はるちゃんのLINK集から見つけやした。ホント、アリガトさん。最高の検索ツールだゾ。
Commented by tomokot2 at 2006-10-13 10:33
那由他さん
灯台もと暗しじゃないけど、クイーンの初期のことがスッポリ抜けていた私です。最近は、フレディのMade In Heavenばっかり聴いていたもんで・・・。残された時間を見つめながら歌うフレディに多大な感情移入をしてしまう自分の精神状態みたいなものがあるのかもしれません(深い意味はありませんが、たぶん、人生折り返し地点過ぎてるからかしら)。
私は音楽、ロック大好きなんですが、ほとんど重なるようにお芝居もたくさん見に行ったので、シアトリアカルなものにもすごい好きなんですよね。前衛的な美術とか舞踊とか友人に誘われて見に行ったり、もちろんブロードウェイ、小劇場も。
色んな趣味があるので、これからこのブログも色んな話題が出てくるかもしれません。みなさんもクイーン、JCSに限らず、幅広いことを話していただけたら、すっごい刺激を受けそう。
那由他さんには、かなり期待しちゃってます(^^)/~~~(^_^)v一緒に遊んで下さい♪
Commented by tomokot2 at 2006-10-13 10:44
喜楽院さん

喜楽院ワールドの中に久しぶりにひっぱり込まれました。あなたの70年代の話は、テレビドラマの映像みたいなんです。K少年(?)の日常があたたかい光の中に浮かび上がってきます。素晴らしい少年時代の憧憬。

>“戦乱による都市火災で焼け崩れたガレキの山の中、民衆が神の救いを得るため、安息の地への移動に力強く歩みだすシーン”のイメージ・・・

多感な少年が誰にも見えない頭の中にどんなビジュアルを描いたか、私にも見えるような気がします。そうです。クイーンの音楽はそういうものを私にも体験させてくれました。

神々の業は、高校時代、ずっとずっと聴いていました。
今日から、初期のアルバムを引っ張り出します。Thank you♪
Commented by tomokot2 at 2006-10-13 10:47
ケイさん

ミーハーに騒ぐ気持ちが女を美しく保つのよ!
きゃあ~~ロジャー!

このきゃあ~が肌を活性化し、アドレナリン全開パワー。健康ドリンク不要なからだを作るのよ!
ケイさん、ロジャーの写真が、少なくてごめんなさい。
もっともっと、出しますので(^_-)遊びに来てね!!
Commented by tomokot2 at 2006-10-13 10:53
JCSエンスーさん
私も同じYouTubeを見つけて、次のブログ記事にしようとしていたところです。

最後の晩餐という重要な場面のことですが、私の個人的な主観で書きますので、真面目に(!)研究員からの考察をお待ちしますので、よろしくお願い致します_(_^_)_
Commented by 那由他 at 2006-10-13 14:01 x
>ペルシャ猫さん

>色んな趣味があるので、これからこのブログも色んな話題が出てくるかもしれません。

あら~♪
楽しみですね。

ペルシャ猫さん、ペルシャ猫ちゃん、ペルジャンさん、メイド院さん、ともこさん・・・
ペルシャ猫さんの、幅広い興味の対象を見せてもらえるのでしょうね。

>那由他さんには、かなり期待しちゃってます(^^)/~~~(^_^)v一緒に遊んで下さい♪

♪猫ちゃん、一緒に遊びましょう~♪(どんぐり、ころころのメロディで)

まずは、イアン・ギランのジーザスを聞いてみます。

>JCSエンスーさん

ありがとうございました。お手数かけました。
Commented by tomokot2 at 2006-10-13 17:31
那由他さん
コンセプトアルバムはJCSの基本ですよね。
役者さんたちも、JCSをやるときには、みんなコンセプトを聴いて勉強してるみたいだし。ロックしてますもんね!
楽しんでもらえたら嬉しいです♪
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