JCSエンスーさんのミニ講座。ご好評にお答えして、早くも第2回講座が登場です!私はほとんど意識してないうちにJCSエンスーさんに、ネタをふり続けているようです。
私のブログは、那由他さんの映画評を皮切りに(^-^)ニセリッチーさんに調べものをしていただいたり、勝手にドロたんの幻の夫、ジャックブラック特集?をしたり、グリーンアイルさんから画像の在処を教えてもらったり、JCSエンスーさんの資料提供とミニ講座、はるさんのリンク集も取り込ませていただくという、 参加型ブログ JCSに限らず、これが言いたい、書きたいという方は、じゃんじゃん、お知らせ下さい。掲載させていただいた投稿は、PDFにしてプレゼントさせていただきます♪ しっかし、JCSネタだけでもつのか?っていう心配はいらないみたいですね~。関係あるよ~って言えば、どんなネタでもありですしぃ。どうか皆様の交流の場としてお使い下さ~い。 役に立たないJCSミニ講座【第2回 JCSのセット】 またもや役に立たないJCSミニ講座を開講しちゃいます。前回で懲りた方は読まないほうがいいかも。 ペルシャ猫さんにネタ振られるとついついカキコしてしまうおいらの役立たずの性格にあきらめモードでお付き合いください。前回と今回は『ABBA アバの Agnetha アグネッタも!』のタイトルの記事でネタを振られました。 ペルシャ猫さんがJCSの舞台写真をたくさん掲載しておりますが、各国の公演・コンサートで色々なバージョンがあるのに気が付くと思います。(この導入部は第1回と同じだ!また眠い歴史授業が始まるのか?) 各国公演・ツアー・コンサートはプロダクション違うし演出は違うし、当然セットだって衣装だって小道具だって違うのは当たり前だぁ~!そんなくだらないことを聞くなぁ~! じゃあオペラ座の怪人、ライオン・キング、レ・ミゼラブル、キャッツは各国・各ツアーでセットは違いますか?衣装は違いますか?ダメ押しで演出違いますか?あれ~~~~~~? そうなんです全く同じミュージカルが全世界で公演されているのです。それじゃJCSはなぜ同じじゃないの? 上演権(版権)なるものをご存知ですか? ※「上演・演奏権」は脚本を舞台等で上演したり、音楽などを演奏したり、または市販CDを再生したりして、公衆に見せたり聞かせたりすることを独占する権利です。(今度は法律か。眠~い。) 上演権(版権)がどのような演出になるかを決定させます。 オペラ座の怪人は全世界で同じセット・衣装・演出で公演されてます。海外の公演は見たことないですが写真をみれば一目瞭然ですね。また、キャッツはキャッツシアターで同じ衣装・同じダンスで公演してます。 上演権の契約を結ぶ時に販売する側は作品が勝手な公演(演出)されないよう音楽・歌詞・演出・セット・衣装・小道具まで制限をして契約をするのが今や常識になっています。全世界で全く同じもの同じレベルの公演が見れるようにするという世界戦略があったのでした。このお陰でブロードウェイやウエストエンドに観に行く必要がなくなったのです。 特にアンドリューの事務所はここら(映像を含め)を厳しく制限してます。名前は聞いたことあると思いますがREALLY USEFUL GROUPがアンドリューの事務所で契約時には大活躍してます。 (もうわかったからJCSのカラクリを教えてって聞こえてきそうですね。) それではJCSの話に戻ります。 ティム&アンドリューのコンビはJCSがこんなに大ヒットするとは思ってなかったらしく上演権(版権)の制限をそっちのけにしてしまったのです。そうですよね20代の若者がいきなり天才扱いされ、いきなりの大ヒットになり無名の2人にはまだサポートスタッフもいなかったみたいだし。 つまり『ジョセフ・・・』『JCS』『エビータ』までの上演権契約は音楽・歌詞までだったのです。作品が世の中にでた経緯がコンセプトアルバムのレコード化が最初で,、その後を追っかけてミュージカル化の案がでてきたので、このようなスタイルの上演権の契約の原因になってしまったのだと思います。 劇団四季でのJCSはエルサレムバージョンとジャポネスクバージョンが演出できたのは、演出まで上演権契約に入ってなかったからなのです。ですからエビータも各国の公演でまちまちの演出になっています。 最近のミュージカルと違ってJCSは各国公演の演出が違う為、JCSマニアは演出・音楽編曲・セット・衣装について熱く語ることが出来るのです。 こんなところがJCSの魅力のひとつなのですねぇ。 JCSのセットと言うと(写真やYOU TUBEで確認可能な公演) 1971 Broadway (写真↑)シュールで近未来的なセット、司祭のバルコニー、Superstarでの蛾(蝶?)のようなユダの乗り物 ジャポネスクバージョン 大八車の移動で舞台転換 1997 ADTour (写真 ↑)舞台奥にプラットフォーム 2000 Broadway Revival 柱とメタルボードでアーチを組み、プラットフォームも配置。 (ペルシャ猫:ご参考までに、Heaven On Their Minds のシーン。それから照明が変わると全く印象が違うDamned for All Timeの場面です。そして、ユダ役のDrew Sarichが歌うSuperstar こんなにチャーミングに踊るユダは他にはいません。アドリブみたいに言うSo what's the buzz, baby?とか、投げキッス、帽子を十字架にひょいっとひっかける演出。これは本当に現代のユダって感じです。自殺シーンの悲惨さから180度転換してて、スゴイです) 2005 Egyptian Theatre イントレを組んだプラットフォームと階段 2006 Benefit Concert イントレを組んで物見やぐらを配置 (写真 ↑) 画像・映像で確認できるだけ各公演でこんなに違いがあります。セットが違うとJCSはまるで別ストーリーを観ているのでないかと勘違いしてしまうほどです。 また、演出の面でもユダの自殺シーンはプロダクションによってかなり違いまス。 1971 Broadway ユダが実際に首吊りをする。 (写真 ↓) 2000Broadway Revival ユダに似せた人形が首吊り姿で落ちてくる。 劇団四季 砂漠の傾斜の陰にユダは消えて行く。 2005 Egyptian Theatre 首吊りのロープの輪にユダが首を入れて照明ブラックアウト。 2005年 Austria ピストル自殺 (ちなみにこちらです。) 演出もこれだけ違うと各バージョンが気になって夜も眠れなくなりそうですね。 さあ今回のミニ講座もこれでお開きとします。やっぱり役に立ちませんでしたね。 第3回はいかにペルシャ猫さんがネタを振って来るかで決まります。(皆さんが知りたい情報では講座開講はないのでアシカラズ!) by JCSエンスー
by tomokot2
| 2006-09-12 06:33
| JCSエンスーミニ講座
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