カール・アンダーソン
何度か名前が登場しているカール・アンダーソンのことについて、少し触れたいと思います。

d0079799_3103265.gifカール・アンダーソンは、1945年2月27日生まれ。12人兄弟(そのうち4組が双子!?)で、カールが11ヶ月のときに彼と双子のチャールズが気管支炎で亡くなりました。カールは、その兄弟のおかげで自分には二人分のエネルギーがあると言っていたそうです。
カールの父親は厳格な人で、息子を医者にさせたくて厳しく教育したのですが、その父に反発してカールは10代で家出しました。その後、、父親が80歳になってからやっとカールのコンサートに来てもらうことができたそうです。

カールと映画でも舞台でも共演したアンナス役のカート・ヤハジアンは、「カールは自分が知っているなかでもっともクレイジーな奴だよ。すっごいワイルドなんだ。」と言っています。セバスチャン・バックもカールにはすごいパワーとカリスマがあった。そしていつもジョークを言い合ったと書いています。


d0079799_2323339.jpg映画のカールは、血走った瞳をしていて、悩み、苦しみぬいて自殺するユダを演じたので、そのイメージが強くて、彼等がいうような華やかな人だったというのは意外な感じがしました。DVDの中でテッド・ニーリーが言っていますが、カールとテッドは夜を徹してジーザスとユダについて語り合い、ともに泣いたそうです。

何の不自由もない暖かい家庭でのんびり育ったテッドと、南部の黒人家庭の厳格な父と対立して実家を飛び出したカールは同じバプテストですが、まったく異なるバックグラウンドをもっていると思います。
その二人が、永遠のジーザスとユダとして人々の心に焼き付き、映画の公開後にも、二人は同じ役でJCSの舞台に立ちました。しかし、テッドは77年頃を境にジーザスを演じることをやめていました。どれだけオファーがあっても、断り続けていたのです。


d0079799_248136.jpg1992年、カールのもとにJCSの20周年記念公演でユダを演じないかという話が来ました。カールは、「テッド・ニーリーがジーザスをやるという条件のもとでのみ受ける」と主張。テッドとカールのコンビが復活したのです。

そのツアーは3ヶ月で終わるはずが、20周年が25周年にいたる1997年まで続いてしまいました。全米各地で熱狂的に歓迎されたのです。






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カールはシンガーとして成功し、日本では、パーラメントのCFイメージ・ソングにも起用された「心のかけら」という曲がありますその曲が収録されたアルバム(90年)はもう廃盤?みたいです。日本にも何度か来日しBlue Noteにも出演したそうです。
d0079799_481313.jpgそして2004年、59歳の誕生日の4日前に急性白血病で亡くなりました。彼のメモリアルサービスは南部バプテストチャーチらしい音楽にあふれたものだったそうです。ジュイソン監督も参列し、テッドはカールの為に歌いました。テッドは、カールを失いましたが、来月から終わりのないJCSのツアーに出ます。間もなく63歳になるテッドが、このとてつもなく長くてハードなツアーに出ようと決意したのは、なぜなのかなと・・・考えるとちょっと胸がいっぱいになります。
by tomokot2 | 2006-08-06 23:32 | JCSの俳優達 | Trackback | Comments(2)
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Commented by JCSエンスー at 2006-08-07 18:06 x
こんにちは、はじめまして。
ペルシャ猫さんのめちゃめちゃ詳しいJCS情報・整理されたきれいな文章と溢れ出る熱きJCS(TEDかな)への想いを読ませてもらい、生まれて初めてWEB上にコメント書き込みしてみました。
自己紹介の『大好きなJCSについて話せる人がいないので・・・』は、もしかしておいら(♂)のJCSへの熱い想いを聞いてもらえるのかもと勝手に思い込んじゃっています。

おいらのJCSとの出会いは学生時代の82頃にコンセプトアルバムを聞いてイアンギランやイヴォンヌエリマンのような69頃のバリバリのロックスターがロックオペラに参加するんだと感心してました。(TOMMYは76頃映画を観ましたが、その7年前にこんなプロジェクトがあったなんて!)当然、名画座映画館へ通いチャレンジスピリットに溢れるニューシネマの73映画に出会ったのです。
この時からJCSエンスーとして生きてます。

今後も末永くお話ができれば幸いです。よろしくお願いします。
Commented by tomokot2 at 2006-08-08 11:36
☆JCSエンスー様
まあ♪ようこそお越し下さいました!はじめての書き込みをしていただけて大変光栄です!!何ヶ月か何年かやっていたらJCSが好きな方が探し当ててくれるかな~くらいに思っていたので、ビックリしました。
>詳しいJCS情報、ということですが、これはほとんど米国の無数のファンサイトから得ています。10年以上前の地方新聞等のJCS関連記事だとかを細かく掲載しているサイトもあるし、テッド(おっしゃるとおり私の場合、彼への愛≧JCS)と実際に会った体験だけを書いているページとかもあって、驚きの毎日です。ネットが普及している今だから出来る情報収集です。
JCSエンスー様も「筋金入り」とお見受けしますので、こちらこそ色々教えて下さいね。熱い想いのコメントをお待ちしています。どうぞ宜しくお願い致します!
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