hyoroさんの【ジーザス・クライスト・スーパースター解釈】
d0079799_12555116.jpgいよいよ、劇団四季の『ジーザス・クライスト=スーパースター』東京千秋楽ですね。
その後、全国公演が始まり、JCSが注目を集めたり、多くのファンを魅了するであろうことが、本当に楽しみです。

私がこのブログで出会ってきたのは、同年代のリアルタイマーが多かったのですが、
昨年9月のJCSファンコンベンションには、10代~70代まで幅広い年齢層の方たちが参加してくださいました。

そう、若いファンが増えている。
四季から入ってきたり、アリーナツアーからだったり、入口は色々なんだけど、
何十年も好き、っていうファンに慣れていた私は、あの時、現実を目の当たりにして
嬉しさと驚きでいっぱいになりました。

ツイッターのTLで、ジーザスの”心情”とか”振る舞い”についてのつぶやきを読むことが多いのですが、
多くの方が、キリスト教文化に直接触れたことが無かったり、あるいは、どうしたらもっと理解できるのかな~、とか、背景がいまひとつわからないな~などの、疑問を持っているんだな~という印象を受けるんです。
JCSを、「ミュージカル」のひとつとしてとらえているから、
ジーザスもユダも「登場人物」として語っておられる方も多いのかなと。
もちろん!キャラクターなんですよ。ロックオペラなんですから。
ただ、四季の演出は、「宗教色を消して、美しい若者の物語」としてつくられたので、
そうすると、作品を深く愛していけばいくほど、当然、疑問ってわいてくると思うんですよね。

私は、聖書やキリスト教文化の中から生まれた、という原点をいつも意識してきたのですが、
そうではない方たちの視点というものを、最近、あらためて認識するようになりました。

私はクリスチャンではないし、日曜学校には小学生の頃に少し通った程度で、あとは米国で数年生活した経験しかないので、
その方たちに、参考にしてもらえるようなことをここに書けないことに、多少なりとももどかしさを感じています。
私、JCSオタクなだけでなく、世界のJCSの伝道者として(笑)、情報やら何やらを色々ご紹介するのが楽しみなもので、な~んかできないかしらん、と考えてるんですよ。

そんなとき、当ブログと交流を持っていただいているhyoroさんが、素晴らしいまとめをしたことを知り、
もう声を大にしてご紹介させていただききたいと思いました♪

JCSは、「これが基本演出」とか、「これが正しい解釈」というものはない、と思っています。
(あ、そうそう、「エルサレム版が基本なんですよね?」「世界中で上演されているJCSの中のひとつの演出にすぎないんですよ。」「?」っていうことをツイッターでやりとりしたことあったのを思い出したw)

もう、観る側も作る側にも、すごい「自由」が与えられている不思議な作品だと思うんです。
ただ、異文化や歴史的背景、宗教的な知識は、作品の魅力をさらに深められるんじゃないかな。

hyoroさんは、熱烈なJCSファンであり、海外で数多くの舞台をご覧になっている貴重な存在です。
彼女の豊富な知識と教養、考察、裏付け調査など、きっと、ファンのみなさんを刺激すると思いますよ♪

すでにご存知の方も、初めて!という方も是非、hyoroさんのブログ舞台はウィーン!を読んでみてください。

2014年8月24日付記事
ジーザス・クライスト・スーパースター解釈目次

ちなみにこちらは、JCSの原点、「コンセプト・アルバム」。
興味のある方は、こちらをどうぞ→コンセプトアルバムのタグもあります。

Jesus Christ Superstar (2012 Remastered)







ジーザス・クライスト=スーパースター(1973) [DVD]




ジーザス・クライスト・スーパースター オリジナル・サウンドトラック



by tomokot2 | 2014-08-24 12:55 | JCS作品&基礎知識 | Trackback | Comments(4)
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Commented by taroken at 2014-08-27 23:20 x
解釈が自由、っていう点では、私みたいに歌ってみることでJCSにアプローチしている人間として感じるのは、どの曲も歌い方の自由度がめちゃ広いということ。JCSにはいろんなバージョンがありますが、歌い手によって、フェイクのつけ方とか、抑揚のつけ方とか、もう全然違いますよね。実際歌ってみるとそれをもっとリアルに感じます。
私はロック好きの延長戦でJCSを聞いてるという側面が強いのですが、
通常のロックの曲だと、いくら個性をつけようとしても原曲の許容する範囲ってのがあってそんなに逸脱しようとしても限度があるのに対し、JCSの曲はその自由度が高いというか、正解がない感じ。なので、曲は十分頭に入っているつもりでも、事前にちゃんと準備せずに急にJCSの歌を
歌おうとすると詩をどうメロディに乗せていいか分からなくなって途方に暮れることがあります。自由ってのはまっこと難しいもんです。
Commented by tomokot2 at 2014-08-27 23:31
◆tarokenさん

うーわ、すごい説得力あるお話。
なるほどね~。

>JCSの曲はその自由度が高い

それゆえ、多くのヴォーカリストが歌ってみたいと思い、
たくさんの俳優が極限まで挑戦するのかな~。

難しいからこそ、何度も歌ってみたくなる。
そして、新しい魅力を発見する。
素敵なお話しありがとうございます!
Commented by taroken at 2014-08-29 21:46 x
ちなみに、私のボイトレの先生はミュージカル役者さんの指導もしている人ですが、この先生によると、ロックやポップスの歌い方と、ミュージカルの歌い方で決定的に違うのは、ミュージカルは歌詞の子音まではっきりと発生することを重視している点だとか。あと、演奏も、ミュージカルの場合歌があるパートはさりげなくボリューム下げる、などの配慮をするそうで、ともかくセリフ第一、ってことですね。JCSでも、特にカヤパとかピラトとか、語尾の子音まできっちりきっちり、ねちっこいくらいはっきり発声してますよね~。あれ大好き。
Commented by tomokot2 at 2014-08-30 15:33
◆tarokenさん

そうそう~。カヤパ&ピラトのあのささやくような声も張った声もいいですよね~。
私は歌ったことないけど、歌うともっともっとわかるでしょうね、あの凄さ&表現の濃やかさ。。。
リヴィング・カラーのコーリー・グローバーがユダを演じるときのインタビューで、
ライブは観客とのコミュニケーションなんだけど、
ミュージカルでは「言葉をはっきり伝える」ことが大事なんだ
と言ってて、こういう違いってヴォーカリストでJCSに参加した人たちは
同じようこと言ってますね。
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