ジェフ・フェンホルトについて
実は今月の玄関が、タイム誌のジェフ・フェンホルトなのは、この記事を先に書いていたからなんです。
このタイム誌について前にちょっと紹介したことがあるので参考までリンク貼っておきますね)

JCSが初めて舞台化されたのは、1971年のブロードウェイなんですけど、そのときのジーザス役は、ジェフ・フェンホルト(Jeff Fenholt)。
私、正直、今までこの方にはほとんど興味が持てなかったんですよ023.gif
オリジナル・ブロードウェイキャストでは、テッド・ニーリー、カール・アンダーソン、イヴォンヌ・エリマン、バリー・デネンといった映画版にも出演した俳優さんたちのほうに気持ちが行ってて。
それに、オリジナルキャストのアルバムって、全曲入ってないから、あんまり聴き込んでません。
でも、カッコイイですよ~。ベン・ヴェリーンのユダはカールとはまた違った魅力があるっていうか。

ただね、ジェフ・フェンホルトって、テッドに比べて、割と平凡なジーザスっていうイメージしかなかったんです。
うまいんだけど、こぉ、カリスマ性に欠ける、、、みたいな評価もあってね。
でも、実生活では、かな~りユニークな人生を送っている人だったんですよ。

コレ↓ もう一年以上前に、YTに投稿されたこの映像。
あれ~、はじめてみたっけ????(確か、このブログで映像を貼ったような記憶があるようなないような。曖昧になっていく記憶008.gif



この舞台は劇団四季の浅利先生もご覧になったんですよね。
で、日本でどうやって舞台化しようかってことになって、今でいうジャポネスクな演出で日本でJCSを上演した。
この混沌とした舞台を見てると、なんか日本でジャポネスクな形になったことが妙に納得できちゃったんですよね、私^^;;

しかし、このBW版、ロイド・ウェバー様が気にいる訳ないよなぁと思いました(~_~;)
でもね、ジーザスのシャウトが、すごいロックしてるとおもいませんか?
で、ついついフェンホルト・ジーザスさんのほかの歌声も聴いてみたくなったんですよ。



そうしたらね、なんと、ジェフってBLACK SABBATH(ブラックサバス)
に入りかけていたんだってことがわかりました。(サバスがどんなバンドかはここでは省きます(笑))
同姓同名のジェフ・フェンホルトかと思っちゃったくらい意外な事実でした。。。
っていうか前にこの話題、誰かがコメントとかしてくれてたかな~。忘れました001.gif

ジェフの公式サイト(いきなりジーザス!ばあぁああん★)のバイオグラフィーでは、はっきりとサバスのリード・シンガーって書いてあるんですけど、デモテープの段階までで、正式に加入はしてないんですわ。トニー・アイオミは、ジェフがサバスに在籍したことは無いって言い切ってるそうです。
ジェフは1985年前半の数ヶ月のみ、サバスのメンバーとして歌詞を書いたりしたし、レコーディングもしたと言ってますが、この時期、サバスはちょうどメンバーが脱退したりしてた混乱期で、結局、ジェフのマテリアルはなんにも正式にリリースされなかったんだって。
サバス加入できなかったのはトニー・アイオミがYESと言わなかったせいだったから、こじれてんのかな~とおもいきや、のちにアイオミのソロ・アルバムにジェフは参加したりもしてる。もともとアイオミ先生は、ソロのつもりだったのが、ジェフはサバスのシンガーだと思ってやっていたとか、そういう行き違いがあったようです。
サバスのファンの方はこの辺の事情はよくご存知なのでしょうが、なにせ付け焼刃な知識のみですので、詳しく知っている方がいたら教えてください_(._.)_



で、ジェフのルックスも気になって探したんだけど、ジーザスとはずいぶん違いました^^
映像や写真を貼る前に彼の人生についてここでちょっと触れます。

ウィキの情報と、ジェフによると、彼は幼い頃、親に虐待されたことを自叙伝に書いて、のちに親から事実と違うってことで訴訟を起こされてます。
まぁとにかく、酒やドラッグに手を出してひどく荒れたティーン時代を過ごしたそうです。
ただ、音楽の才能に恵まれていたらしく、ヒットソングのレコーディングに参加したり、17歳で家を出て大学に通いはじめてからも、学費稼ぎにライブ活動に精を出していたようです。
ジェフは、超現実的な体験をいろいろしていると語っていまして、なんか悪魔にとりつかれているとかね^^; 嫌っていたはずのクリスチャンにのちになるんですが、ジーザス役を得たのも「啓示」のようなものを受けてたんだそうですよ。
たまたま通りかかったある劇場で、コンサート形式のJCSオーディションをやっていたんだって。
ジェフは当時まだ二十歳かそこらの生意気盛り。
なんだかんだあって(笑)、とにかくジーザス役に抜擢されたけど、またまた大荒れな生活。
酒とドラッグとパーティーざんまいで、ぶっ倒れちゃったんだって。
そっかぁ、それでテッド・ニーリーが代役やって評判がよかったのかなぁ~。
それにしてもジェフが弱冠二十歳だったなんてね。
舞台経験は、ナショナル・ツアーの「ヘアー」でクロードを演じたってことくらい。
ブロードウェイにかかる前は地方公演もあったけど、コンサート形式だったから舞台経験のない素人に近かったんじゃないかしらん。
テッドも「ヘアー」に出てたけど、「トミー」の主役もやってたし、メジャーな音楽活動もやってて年齢も上で、
ジェフと比較すると、テッドのほうが評判がよかったのはなんとなくわかる気がする。

ジェフって、物静かそうなジーザスの扮装や、比較的正統派な歌唱とはかけ離れた人だったようですネ。
イメージっていうのは真実の姿と違うことが多いのかなぁ。

では、ジェフのジーザスあとの姿をご覧ください。
d0079799_2257660.jpg


1990年にカリフォルニア州アナハイムのクリスチャン・センターで娘、Shayeと一緒に歌うジェフの映像。
これはパート2なんですが、ロック界の仲間たちのことは愛しているけれど、神の下にこそ救いの光があるというようなことを言ってます。彼らの為に自分は祈ると。
私、80年代に米国に数年いたんですが、こういうのって米国の宗教チャンネルとかでよく放送されてました。今もかな~。電話番号がテロップで出てますが、寄付金を募ってるんですわ。
こういうのって、宗教に対するイメージをあげてるとはあんまり思えないんですが(^^ゞ



あと、ジェフのロック・シンガーとしての声もちょこっと。
クリスチャン・バンドのJOSHUAに参加したときの曲。



ジェフは富と名声を手に入れたけど、長いこと酒とドラッグに溺れ、妻をなぐる最低男だったんですって。
途中で、ダリ(あの有名な画家ね)の代理人やってる時期に、ダリの奥さんのヒモだったこともあったとか。

でも、ジェフの奥さんが熱心なクリスチャンだったことが、ジェフが地獄のような闇から明るい光の下に出てこれたということみたい。

・・・・ということで、おおまかな経歴は知っていたジェフ・フェンホルトについて今回、改めてちょっと検索してまとめてみました~。
ジェフは今も現役で歌っているみたいですよ。。。。

JCSがブロードウェイで舞台化されるまでの経緯を以前書いたのでご参考まで。
by tomokot2 | 2011-06-04 23:26 | ジーザスたち | Trackback | Comments(9)
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Commented by CHATO at 2011-06-09 09:18 x
をを!フェンホルトの映像初めて見ました!オホーガン演出は相当アバンギャルドだったみたいですね〜。でもやっぱり…Tedらぶな私です…w
Commented by bijou3369 at 2011-06-09 16:35
>映像を貼ったような記憶があるようなないような

貼られたと思いますよ。
見た記憶があるし...(でも私も鳥アタマだからなぁ...)
その時はYvonneの可愛さにばかり目がいっていたんですけど。

>ロイド・ウェバー様が気にいる訳ないよなぁ

そのYvonne自身も「ブロードウェイの演出は好きではなかった」と言っていましたよね。


公式HPのJesus像は「聖骸布」のJesusの容貌みたいですね。

>米国の宗教チャンネル

カリスマ性ある伝道者(!?)が一生懸命に説諭して、それに対して多くの観客(信者)が拍手を送る、と云うのは、やはり馴染み難いものがあります。
Commented by axbxcx at 2011-06-09 17:20 x
いや、ジーザスのシャウト、確かにすごくロックしてますね。

それにしてもイヴォンヌ!!

宗教チャンネル、アフリカにもあるんですよ…。
Commented by 柴わんこ at 2011-06-09 22:56 x
>貼られたと思いますよ

私も貼られていたと思います。犬頭ですが、ここで見た記憶があります。
 素晴らしい!しかし、この方が、結果的に結構欲がないーと言うか?怠け者?だったーというかーで、その後 Ted につながったーという風に私の自習では理解したと言う記憶が…。
Commented by tomokot2 at 2011-06-10 00:54
CHATOさん

>オホーガン演出

ほんとに。ひっちゃかめっちゃかじゃないですか~^^;
当時のミュージカルってこんな感じだったのかしら。
トミーとかヘアーとかも?

テッドのジーザスは私もどれだけ繰り返し見たかわかりません。
彼のジーザスを「神様」として崇めるファンもいますが、
私は、どっちかっていうと、すごく人間的な感じがして画面に吸い付くようにしていつも見惚れてしまいますぅ。。。
Commented by tomokot2 at 2011-06-10 00:59
axbxcxさん

普通にロック・ヴォーカリストしてますよね~。

イヴォンヌのかわいらしいことったら✿
まだ彼女も二十歳かそこらでしょ?
映画のときよりも、ずっと初々しく感じます。。。

>アフリカにも

そうですか~。
日本にはまだ宗教チャンネルってないですよね。。。

考えてみたら、テレビに限らず、教会でのお説教自体がああいう独特のリズムを
もって語りかけますよねぇ。
Commented by tomokot2 at 2011-06-10 01:03
柴わんこさん

やっぱり、貼りましたよね^^
ただ、あらためてみると、結構、印象が変わったりすることってあるみたいで、
今回はやけにジェフが気になったのでした。

彼は、終演後にお客さんともめたり、汚い言葉を吐いたりしていたと自分で言っていますが、
彼は彼なりに苦しんでいた時代だったみたいですねぇ。
テッドも、砂漠に行って、いろんな体験をして、自分なりの役作りによって「ジーザス」になっていったのかもしれませんねぇ。
Commented by axbxcx at 2011-06-10 23:46 x
> 教会でのお説教自体がああいう独特のリズムを

あの〜、一部かも知れませんけど、
政治家の演説のしゃべり方も、
それに近いような気がして…。
Commented by tomokot2 at 2011-06-23 00:54
axbxcxさん

すごいご無沙汰をお許しくださいませぇ。。。

おっしゃるとおりです^^ >政治家の演説のしゃべり方
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