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1月の玄関

d0079799_22153346.jpg058.gif迎 春

みなさま。昨年中は大変お世話になりました!
JCSブログは、気持ちも新たに、ROCKし、ROLLして行きます!
今年もよろしくお願いします!





(画像はFunPhotoBoxを使わせてもらいました)
これは表紙記事で、新しいトピは、この下に随時、更新されていきますので、どうぞご覧下さいませ。

◆はじめての方はこちらをお読み下さい◆
by tomokot2 | 2010-01-31 23:59 | What's the buzz?

iPhone アプリ 「対訳聖書」

最近、ダウンロードしたんですけど、非常に便利です。
iPhoneのアプリ、「対訳聖書」(115円はお得でしょ?)っていうんですが、私は英文と日本語を上下に表示させながら読んでいます。

私にとって異国・異文化の方たちと仕事やプライベートで交流するって割りと自然なことでした。今までそれほど意識したことなかったんですが、キリスト教に限らず、さまざまな宗教や文化、風土について知りたいな~という素直な欲求が沸いてきております^^ やっぱり「知りたい」という姿勢と努力って、大事だなと思うようになったんですよねぇ。
ちょっとずつ小さなことからコツコツと。で、このアプリ、電車の中やおふとんに入ってから、ちょくちょく起動しています。
by tomokot2 | 2010-01-22 11:45 | What's the buzz?

Strange Thing Mystifying

JCSナンバーについて一曲ずつあーでもない、こーでもないと語るシリーズ(笑)・・・今回は、What's The Buzzと一曲としてカウントされるStrange Thing Mystifyingです。

残念ながら宗教的な解釈ということは到底私には無理なので、あくまでひとつの「作品」に対する私の個人的な感想という形で進めています。
ただ、JCSの土台は「聖書物語」ですから、ごく一般的な補足ができたらいいなと思います。お読みいただいてオカシイなというところや補足をしていただける箇所がありましたら、どうかお知らせくださいませ。

さて、早速ですが、聖書においてマグダラのマリアの職業が娼婦だったという記述はないのですね。
マグダラのマリアはイエスによって「七つの悪霊」を追い出してもらった女性のようです。イエスが復活後に最初に出会ったのがマリアだったと。その場面を題材にした絵画もありますよね。でも、聖書をあまり知らなくても、マグダラのマリアには「娼婦」だったというようなイメージが定着しています。その理由については諸説あります。

四福音書の中には何人かの女性が登場します。
私が小学生のころに通っていたローカルな日曜学校で配られた子供用聖書物語の挿絵には次の場面が描かれていました。今でも鮮明に脳裏に焼きついています。

”イエスがパリサイ派の人の家に入って食事をしておられたとき、一人の罪深い女が入ってきてイエスの足を涙で濡らし、髪でぬぐい、接吻して、香油を塗った。イエスは女に「あなたの罪は赦された」と言われた。”(ルカ 7: 36 - 50)

子供だった私には、自分の髪で「足」を拭く場面というのは、かなり衝撃的だったのかもしれません。貧しさゆえに己の髪で拭うしかなかった女性。それでも香油を捧げた。
罪深いというのは、卑しいという意味にとれるようです。当時、結婚は大変神聖なものとして考えられていたようですから、未婚女性が男性と関係を結ぶことは「罪」だったのでしょう。このマリアとマグダラのマリアを同一視したのか・・・そんなふうにして「娼婦」説が浮上するのでしょうか。

ベタニアのマリアもいます。

”ベタニアでイエスがラザロらと共に食事をし、マルタが給仕をしている間に、マリアがやってきてイエスの足に高価なナルドの香油を注ぎ、髪でぬぐった。弟子たちがこれを無駄遣いだと非難すると、イエスはマリアが埋葬の準備をしたのだと言われた。”(ヨハネ 12: 1 - 8)

JCSにおいては「マグダラのマリア」は、聖書に登場する献身的な女性を統合したキャラクターなのでしょうね。「統合イメージ」だということを鑑みると、JCSにおけるマリアというのは、ジーザスやユダをはじめとする主要キャラクターの中では、乱暴にいうと、ちょっとお飾り的?な人物設定なんじゃないか・・或いは「だった」と思います。

ティムが"I Don't Know How To Love Him"を書いたときには、恋する女性の素直な気持ちを表現したんだという話は以前記事に書きました。
そう・・・一人の恋する女として登場するから、謎めいた彼女の過去やイエスの死後の話についても含め、演じる人が自由に解釈し膨らませる余白がいっぱいあるキャラだという気がします。もともと「聖書物語」そのものを再現するつもりでJCSは作られていないし。人間たちを登場させようとしてるわけだから。
ま~JCSの場合、そこまで人間が掘り下げられていないという批判をする人も多いと思いますがねぇ。

ちょっとマリアについての話が長くなっちゃいますが^^;
コンセプトアルバムには、"Could We Start Again, Please"が入ってないのです。あの曲は舞台化するときに追加されました。この曲があると無いとではマリアの存在感が大きく変わりますよね。もっともマリアのために書いたというよりは、舞台の進行上、必要だったんでしょうけど。

それにしてもマリアの存在感やイメージは、もしかして作品の成長とともにだんだんと大きくなっていったのかな~なんて思うんですよ。そして、それは作者二人が理想のマグダラのマリアだ!と絶賛したイヴォンヌ・エリマンによるところが大きいのかもしれません。。。

オリジナルコンセプト・アルバムからなんですが、What's the buzzから入っています。



さて、ティムは、25周年に一部の歌詞を書き換えたときに、このStrange Thing, Mystifyingも一部改変しています。

That a man like you can waste his time on women of her kind.



That a man like you can waste his time on such a concubine

2000年バージョンも新しいほうの歌詞をつかってます。



あえてconcubine、辞書だと愛人とか側室となっていますが、性的な奉仕をする女性、時代が異なると身分が低いという意味をともなうのかな。もともとのwoman of her kindよりはるかに直接的な表現ですよね。
歌詞は多少違えども、両バージョンとも演出上、マリアはこの場面では激しく傷つきます。自分はジーザスとそういう関係じゃないと言いたいのか、からだを売って暮らしていることを侮辱されたからなのか。

ジーザスの反応からすると、マリアの職業や過去の所業について批判されたことを指しているんだと分かりますね。

Who are you to criticise her?
Who are you to despise her?

お前は非難できるのか?蔑めるのか?
ジーザスの孤独が胸に響く言葉が並びます。
弟子たちに言い放ちます。
お前たちは浅はかでボケてる!くらいな言い方です。
私のことを誰もわかっていない。どうなろうと構わないんだろうと、そりゃあえらい剣幕です。

I'm amazed that men like you can be so shallow thick and slow
There is not a man among you who knows or cares if I came or go

・・・・Not one - not one of you!

世界中のJCSプロダクションを見渡すと、お色気ムンムンだったり、姉さん女房的だったり、尼さんみたいだったり、マリアは様々に役作りをされているようです。そして、ジーザス、ユダの間に入って苦悩する姿をより強調されているようにも感じます。2000年版では、三角関係のように見えますしね。
非常に数は少ないと思うのですが、マグダラのマリアが「最後の晩餐」の場面に登場するプロダクションもあります。よりジーザスに近い存在だったという解釈。でも、そうすると、ジーザスが逮捕されるときにユダに見せる深く、そして切ないまでの「愛情」をマリアに注ぐ場面がもっとあってもいいようにも思えてしまうのですよねぇ。

さて、長くなりすぎましたのでこの辺にしまーす。

2008年のテッド・ニーリー北米ツアー
ユダ:Matthew G. Myers


2008年3月21日 ウィーンJCSコンサート

by tomokot2 | 2010-01-18 23:14 | JCS作品&基礎知識

Tedの北米ツアー日程 2009-2010

昨年の12月26日から(LEG FIVE?になるのかな~)テッド・ニーリーの北米ツアーが再開しました。

公式サイトで今回のスケジュールやキャストを確認できます。
昨年からアメリカ各地大雪みたいですけど、大丈夫なんでしょうか~。
寒いときにツアーに出るってシンドイだろうなあと、ついつい心配してしまいます。。。

第一キャストのユダは黒人が続いていたんで、テッドの場合はあえてそういうキャスティングしてるのかなと思っていました。でもツアーが進むにつれ、アンダースタディで白人さんも出演しているみたいだし、必ずしも黒人じゃなきゃ・・・っていうのはなくなってきたみたいですよね。で、今回はまたかなり、イメージが変わってます!!!
JOHN TWIFORDくんというアメリカン・アイドル(シーズン8)でTOP52まで残った人だそうです。28歳くらいらしい。。。テッドとは親子・・・というかおじいちゃんと孫っぽいんじゃないかな~^^; 
スティービー・ワンダーの”Overjoyed”を歌っる映像↓ (まだ舞台のブート映像はありません)



マリア役の女優SARAH HANLONさんも若い!

若いパワーに盛り上げられてテッド・ジーザスは今日も舞台に立ってまあすっ♪

↓↓↓こちらに日程を貼っておきます↓↓↓
by tomokot2 | 2010-01-15 06:54 | 公演情報

West Side Story特別試写会

・・・があるそうです^^
先日、記事にした午前十時の映画祭でのお話。
50組100名ご招待ですって。

公式サイトのTOPICSに詳細があり、申し込みができますよ~。


by tomokot2 | 2010-01-13 23:09 | 音楽・映画・MUSICAL

今も歌ってくれてるって嬉しい。

Jon Englishってわかります? (去年、ちょこっと音源を貼りましたが)
70年代にオーストラリアでユダを演じた人です。たぶんここ2、3年くらいの間に撮影されたと思われる映像を貼ります。ライブ・ミュージックを聴かせるレストランで歌ってるところです。



で、こちらが70年代のSuperstar音源です。
by tomokot2 | 2010-01-12 22:17 | 舞台映像・音源等

原稿が・・・

せっかく書いた原稿が・・・。どっかいっちゃったぁ。
Strange Thing Mystifyingの原稿や~い。
書きなおすことにします・・・。
by tomokot2 | 2010-01-12 00:46 | What's the buzz?

The Storysの活動停止について

スティーブ・バルサモ(Steve Balsamo)の話題が多いのは、私が彼のファンだということが一番大きいとは思いますが^^、YouTubeに投稿してくれるファンのおかげと、最近では彼自身がTwitterやFacebookを頻繁に更新しているというのも大きな理由です。
Facebook、その他で昨年明らかにされたことなんですが、スティーブが6年くらい活動してきたThe Storysが6月に最後のライブを行うということがわかりました。
昨年は特に、スティーブはジョン・ロード御大の世界ツアーに参加したことは大きな出来事でしたが、ほかにもソロとして数々のイベントに参加したり、ミュージシャンたちとコラボする姿を見ることが多くなり、バンドとしての活動が無いわけじゃないけど、もしかして何か変化があったのかな~と感じていました。その変化は、プライベートなことなのか、音楽活動のことなのかな~とちょっとかんぐったりしていたんですが、答えは、The Storysの「解散」って言っていいのだと思いますが、、、でした。
今後の活動のひとつに、舞台復帰が入っていたらうれしいですが。。。
これからも引き続きスティーブの動向に注目して行きたいと思います。
by tomokot2 | 2010-01-11 23:47 | ジーザスたち

午前十時の映画祭

ジョージ・チャキリス“名作大使”に就任!というニュース記事に目が釘付けになりました^^
"West Side Story"のTV放映を観て、映画もだけど、チャキリスの魅力に乙女心をときめかした思い出と、同作品のリバイバルについては以前、ちょっと書きましたので覚えている方もいらっしゃるかな。私の高校時代のアイドル=チャキリスなんです。

今月末、来日して映画祭のPR活動をするんだそうです。
どうして彼なのかな~^^ ケチつけるどころか大歓迎なんですが。
親日家だし、活躍していた年代ゾーンにははまっているのは確かですけど。
「午前十時の映画祭」公式ページはこちら

この映画祭は、洋画の名作50本をリストアップして、それを午前10時から上映するそうなんです。

まさか・・・もしや・・・あの映画が入っている?

な~~んて、淡い期待はすぐに消えちゃいました。
ミュージカルは3本かな、入ってるけどJCSは入ってなーい。
「1950~70年代中心の洋画」っていう、あってないようなくくりで選ばれた作品群なんで、まとが絞れてない感は否めないかな~。部門を5個くらいにわけて、10作品ずつ上演とかだったらな~なんて。まあ、私のようなあまり映画を観ない人間が言うのはおこがましいんですけどね。
もちろん、いい映画ばっかりだから、スクリーンで再び観ることができるのはステキだとは思う。

だけど、なんでJCSが入ってないの007.gif 

投票も募っていたらしいですが、そんなの知らなかった。。。知っていたら呼びかけしたのにな~~。JCSのような作品こそ、映画館で観るべき映画だと思うんだけどねぇ。。。

う~ん。観に行きたい作品っていうと、やっぱりWest Side Storyかな~。劇場で観たことないから。
でも午前10時じゃ無理か。。。

とりあえず、ジョージ・チャキリスの”アンバサダー”活動をちょっと楽しみにしておこうと思います。
by tomokot2 | 2010-01-11 23:30 | 音楽・映画・MUSICAL

What's the Buzz

昨年はじめてあっという間に頓挫^^;していたJCS全ナンバーについてのペルシャ猫的考察を再開いたします。今後も不定期で続きます。

前回は、Heaven On Their Mindsでした。
ジーザスを取り巻く状況に危機感をつのらせるユダ(ジュダス)がすごい緊張感をかもし出します。演出によってはジーザスとユダがはるかに離れていたり、2000年版のように直接ジーザスに向かって歌いかけるという違いがあります。
づれにせよ、いい曲だし、俳優にとっては舞台開始早々のソロナンバーという見せ場なんで、ジーザス役の人すらうらやむのが、ユダ役なんですよね。

JCSは、ユダの視線から描かれているんだよということを観る側に宣言する重要なつかみのあとに、What's the Buzzが歌われます。いよいよ「物語」の始まり。使徒たち、ジーザス、マリアが歌うこのナンバーには、印象的なフレーズがちりばめられてます。

映画のWhat's the Buzzは、アップテンポで、振り付けも忙しい感じで、どーすんだよ、エルサレムへはいつ行くんだよと、弟子たちがウルサイくらいに騒いでるんですが、実は、私この場面は、劇団四季の演出のほうが好きです。しかも、大昔に観た鹿賀丈史のジーザスのころのエルサレム・バージョンです。

映画は、自然の洞穴をそのまま使用し、差し込む太陽光が素晴らしい映像です。ジュイソン監督の狙いどおりですね~。かっこいい。



四季のほうはコーラスは、ゆったりと、たたみかけるようにジーザスに問い、バックには電子音が流れる中、ジーザスは、どこか退廃的なムードを漂わせながら、「行く末のこと、わかろうはずがない」と非常に乾いた声で歌うのです。これがカッコイイんですよ。刹那的というか、弟子たちと距離を置くジーザスの、なんとも言いようのない孤独感がヒシヒシと伝わってくるんです。(あの、鹿賀ジーザスね^^)

この場でジーザスは、弟子たちに何を説いても、彼らが欲しい答えとこれからどうなるかは一致しないと暗に示しているのですよね。

マグダラのマリアは短いフレーズで、あなたのほてった顔を冷やしてあげるわと歌うだけなんだけど、なまめかしいジーザスとの関係をうかがわせるんですよねぇ。

ジーザスは、明日はどうすんだ、いつエルサレム行くんだと騒ぐ弟子たちと対比して、彼女だけがこの瞬間、私のために尽くそうとしてくれる、と言うんですねぇ。

She alone has tried to give me
What I need right here and now.

これもまた劇団四季についていうなら、昔のほうが色っぽいシーンだったように感じます。このあと、ユダの批判的なStrange Thing Mystifyingのフレーズにつながるので、マリアとジーザスの親密感が絶妙に描かれていると非常に流れがスムーズなんですよね。(STMについては次回に分けて書きます。)ま、セクシーさという点では、海外のマリアさんたちは、too muchなくらい見せ付けてくれてるようですね。

外国っていうので思い出しましたが、Drew SarichがウィーンのJCSコンサートでジーザスを演じたときの音源を聴くと、またこれが面白いんですよ。なんていうのかな~ブルージーなんですよ。そう、ちょっとほろ酔い気分?みたいな^^; 

2008年3月21日 ウィーンJCSコンサート


What's the Buzzの場面は、弟子たちが荒々しくジーザスをあおり、ジーザスが、ちょっとイラっとしている。そんなふうな場面として多くは演出されているように思いますが、みなさんはどんな印象をお持ちでしょうか。



私は、それぞれの登場人物たちがまったく違う方向を見ている構図がいかにもJCSらしいような気がして、結構好きです・・・って全曲好きですけどねっ032.gif

※ちなみに、この一曲ずつの考察は、「JCS作品&基礎知識」というカテゴリに分類していますので、そちらでまとめて読んでいただけるようにしています。

英語の歌詞はこちらからどうぞ↓↓↓
by tomokot2 | 2010-01-05 12:14 | JCS作品&基礎知識