JCSワールドツアー その1の続きです。
南アフリカのニュース・ウェブ・サイトの記事をかいつまんで訳してみたいと思います。 Jesusを演じているロックバンドのヴォーカリスト、Citoがインタビュー(July 31, 2006)に答えています。 で、ここでもインタビュアーさんが冒頭で書いていますね。タトゥーを彫っているロック・シンガーがJCSでタイトルロールを演じることに眉をひそめる人もいるだろうって。(ん?なんか前にもそーゆーひといたよね・・・でもバズはドーラン塗って消してたよねぇ) しかし、Citoは、声域がすごいっていうだけじゃなく、このプロダクションに精神性をもたらしたということにおいては正に完璧な配役だったと絶賛しております。 オフステージのCitoは、物静かでシャイな一面を持っていながら、明るく笑う・・・まあ魅力的な男・・・なんだってことですね。 Citoにとっては初めてのミュージカルへの挑戦だったそうで、シャイだし、演技力がないということで相当ビビッたんだそうです。 でも歌うことは、彼が最も得意とするところなんで、「演技しようとか、うまく取り繕おうとしなくていい。リアルな自分でいい。ナマの感情をつかむんだ。」という演出家の言葉に励まされ、Citoは自分なりにまっすぐに役に飛び込むことができたそうです。 初めてサントラ(映画のかな?)を手にして、「ゲッセマネの園」を聴いたときに、Citoは泣いたんだそうです。クリスチャンとして育った彼は、ジーザスの人間としての側面なんて考えたこともない、全く違った見方を初めて知ったんだそうです。 オーディションでは、演出家とプロデューサーから、いくつかほかの曲も歌うように指示されたけど、全く練習してなかったから、「そりゃ~すっごい怖かったよ~笑。」だって。 ところが、その日、彼は鳥肌が立つような経験をしたのです。 ピアノもバンドも無しで、自分の声だけが響くステージに一人立ち、歌った歌詞がまさに自分のものだと感じ、出したこともないような高音すら歌えたのでした。 正にCitoが自分自身でありながら、役になり切る瞬間を体感したんですね。 人生そのもの、そして音楽や自分の感性とどう向き合うかにおいて、彼は開眼したんです。そして日常生活を離れて、自分自身だけに集中する世界を知った。 Citoはジーザスでもユダでもどちらの役もオファーされたそうです。 でも、自分自身が特別に深く感情移入できたジーザスを選んだ。 オーディションで、なぜ彼はそんなにも強くジーザスへの思いが募ったのか。「それはね、そもそもジーザスとはどういう存在だったのかという要素をオレに思い起こせるように神様がなさったことなんじゃないかと思う。オレは自分の主義として教会には所属してない。でも他の文化を排斥したり差別したりしないさ。オレは思うんだけど、ジーザスはきっとそういう存在だったんだよ。こういうことは、もっと年齢がいってからやることかと思ってた。」 バンドはヴォーカルがいない間は充電中で、それはそれでバンドにとっては良いことだと認識しているそうだ。(去年のインタビューです) Citoはもちろんバンドに復帰するし、ソロ活動の計画もある。 ・・・・・・随分とはしょりましたが、Citoのジーザスに対する熱い想いとロックバンドのヴォーカリストとしてのベースは伝わりましたでしょうか。南アフリカ、ギリシャと旅を続け、韓国まで来るこのプロダクション。ちょっと足を伸ばして欲しいところですが。。。ま、愚痴は、言わないでおきましょうか。韓国でどのように受け入れられるか興味あるところです。 ところで、マリアの写真がないんですよ~。このプロフィール写真くらいしか。きれいな女優さんなのにね。残念です。 左端は司祭たち。右端はジーザスの神殿シーン。 左はヘロデ王とダンサーたち。右の写真(左がジーザス、右がユダ)
by tomokot2
| 2007-11-01 00:13
| JCSアーカイブス
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