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MUSIC LIFE 1973年3月号
MUSIC LIFE 1973年3月号_d0079799_21105578.jpgえーすみません。話題があちゃこちゃ飛びます。今日は昨日のカラオケとそのあと行った「GNR's Night」なるライブハウス・イベントの影響でしょうか。ロックな気分なもので、やっぱこれかな~と取り出したお宝をお見せしましょう。

ミュージックライフ誌 1973年3月号 
特集”吹き荒れるロック・オペラの波”
いや~いみじくも、表紙はアリスクーパーですよ。この方、1996年のJCS25周年記念アルバムでは、「ヘロデ王」を歌っておられるのです。ま、そんな「トリビア」みたいなマニアックなネタが好きな私は、中身にはあまり興味がないのですが(おいおい)せっかくなので、ちょっとご紹介します。

特集記事のサブタイトルは、「ロック・オペラの正体をあばく!」
記事では、ロック・オペラとして、ザ・フーが発表した「トミー」、そしてロック・ミュージカルの代表として「ヘアー」をとりあげています。また同系統のミュージカルとして「PIPPIN ピピン」や「Salvation」、「The Last Sweet Days of Isaac」といった作品タイトルがいくつか列挙されていますが、内容についての情報は皆無に等しいです。

続いて、同年6月に劇団四季が上演する「イエス・キリスト・スーパースター」という作品は、最初はイアン・ギラン等が参加したコンセプトアルバムに端を発しているという話がつづられ、当時必ずJCSとひきあいに出された「ゴッドスペル」についても触れられています。

でも、「これがロック・オペラだ」という勇ましいタイトルに比べると、内容はオペレッタとミュージカルの根源的な違いが説明されたのち、作品の上演場所や日付の羅列になっていています。ま~、誰も音楽をちゃんと聴いていない、舞台も映画も観ていない段階での大特集記事ですから。ちょっとMLも無理したんだな~と思います。ただ、海外からの音楽ニュースでは「ロック」と「舞台芸術」が若者たちの手によって融合し、何らかのメッセージを発しているという情報を無視することは出来なかったというところかな、などと想像したのですがどうでしょう・・・。

こういう当時の貴重な資料は「お宝シリーズ」として(タグつくらなきゃ)、時々ご紹介しま~す。
by tomokot2 | 2007-04-30 22:03 | JCSアーカイブス


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