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JCSエンスー博士によるJCSミニミニ講座 第4回
真・役に立つJCSミニミニ講座 第4回ユダヤ教(其の4)

JCSエンスー博士によるJCSミニミニ講座 第4回_d0079799_100325.jpgそろそろ講義生の皆さんの頭はJCS勉強ハイ状態(エンケファリンやエンドルフィンがドバ~ッて出た状態?)になって気持ち良くなって来た頃でしょう!
もうちょっとでユダヤ教の講座が終わるからガマンして。

ではユダヤの戒律(律法)について語っちまうゾ。

旧約聖書は、ジーザスが生まれる前に書かれた書物を集めたもので、律法・預言・諸書【歴史書・詩等】(モーゼの十戒、ダビデの詩篇等)が入っているのだ。
ユダヤ教では旧約聖書をトーラーと呼び、トーラーだけを信じているのダ。
そのユダヤ教徒は戒律(律法)を基に行動をしている。
つまりユダヤ教徒の生活は戒律を守ることが基本になっており、特に当時のユダヤ教徒は戒律(律法)を守ることにより神との関係を守っていたのだ。

さあJCSでどんな戒律(律法)がでてくるか紹介するゼ。




JCSエンスー博士によるJCSミニミニ講座 第4回_d0079799_18115899.jpg一番有名なのがマグダラのマリアは娼婦だったので、モーゼの律法での姦通罪で捕らえられた。当時、娼婦には石打の刑で罰せられ、ごくまれに死に至ることもあったそうだ。映画「パッション」では道端に倒れているマリアに対し民衆が石を投げようとしていたが、ジーザスは、「罪を犯していない人がいれば、マリアに石を投げなさい。」と言い、マリアの罪を赦した。

このエピソードは『Strange Thing, Mystifying』で次のように作りかえられている。
ユダは娼婦のマリアの目の前でジーザスに対し、「マリアに体に触わらせたり、キスをさせたりするな。」と忠告し、マリアを卑しめる。
そんな事を言ったユダや12使徒に向かってジーザスは、「罪を犯していない人がいればマリアに石を投げなさい。」と言い、マリアをかばったのだ。

ジーザスかっこいい!
(写真はイタリア・プロダクション)

そして次に有名な戒律とは、大司祭カヤパは邪魔な存在になったジーザスを逮捕するが、「ユダヤ教の神を冒涜する者」では死刑にできない。死刑するほどの律法がない。大司祭カヤパは思案しローマ提督ピラトに突き出し「ユダヤ人の王だと偽る者」としてローマ帝国を脅かす存在にすり替え死刑を要求したのであった。
JCSエンスー博士によるJCSミニミニ講座 第4回_d0079799_18153325.jpg

『Trial Before Pilate』の裁判シーンで大司祭カヤパが、「ユダヤ教はジーザスを死刑にする律法を持たないので、代わりにローマが死刑にしてくれ。」と歌っているのダ。それほど当時のユダヤ教司祭たちにとってジーザスは邪魔者だったのだなぁ。
ちなみに当時ユダヤの律法では死に至るほどの刑は石打の刑ぐらいだった。これでは確実に死なせることができないのである。(上の写真は73年の映画から)

ユダヤ教の勉強はこれでお終いなのダ。 つまらない講座が終わって良かったね。
だけど、他人に話すときは自分でも調べるんだゾ!
おいらの講座は思い込みや勘違いが多いので正確でない可能性があるんで、そこらんところヨロシク!

JCSエンスー博士によるJCSミニミニ講座 第4回_d0079799_12143113.jpgじゃあ次回はローマにの歴史についてやっちゃうゾ。皆さんが知っているローマ帝国やシーザーがでてくるゾ。
(←JCS以外のところから、シーザーの写真をもらってきました。ローマ皇帝(カエサル)のイメージです:ぺ猫)


それじゃ本格的な歴史の勉強ジャン! 受験勉強のようで嫌だ~~~~!
おいらが一番嫌な思い出がよみがえった!

では次回までユダヤ教を頭の中でグルグルさせておいてネ。

(by JCSエンスー)
by tomokot2 | 2006-10-28 09:22 | JCSエンスーミニ講座


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