NYの金融街を歩くジーザス

d0079799_7431643.jpg2000年に、Broadway公演のキャストたちによってJCSは、映像化されました。
このポスターはその公演からのもので、「ジーザスがウォール街を歩いているのに、人々は全く気が付かない」という姿をあらわしています。たなびくブロンドが美しい、グレン・カーターがジーザスを演じています。
TV用CFがあります。こちらですが、まさにマンハッタンを歩くジーザスを、現代の若者の姿をしたユダとマリアが見つめます。

2000年のプロダクションは、公式にリリースされている映像として、1973年製作のジュイソン監督によるモーション・ピクチャーと比較されないことがありません。73年の映画については、DVDに収録されているジュイソン監督とテッド・ニーリーのコメントを少しずつ紹介して行きますが、あの映画の演出がその後のJCSに大きく影響を及ぼしているのです。
映画では、ジーザスの物語にいきなりバスが登場し、出演者の若者達は、まさに70年代のファッションに身を包んでいます。

ジーザスクライストスーパースターは、時代考証に気を遣い、大がかりなセットの中で演じられる必要はなく、むしろ、現在の自分たちの生活感に近い演出で何度も生まれ変われる性質の作品であることを、映画が示していると思います。それがこの作品に永遠の命を与えていると同時に、一部の人たちに、大きな違和感を感じさせる一つの要因となっています。いづれにせよ30数年以上にわたって絶えず論議を巻き起こすなんて、ほんとに「化け物」みたいな作品だと思います。
by tomokot2 | 2006-08-04 08:21 | JCSアーカイブス


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